2007年04月15日
昔魚がいた川で魚を釣る
とても魚が住んでいそうもない川で、いつも熱心にリールを仕掛けている初老の人を見ます。たぶん、この人が若い頃は、ここで魚を一杯釣ったんでしょう。
でも、時代は移り、メタンガスの泡が出ている川では、魚は釣れません。昔釣れたんだから今も釣れるに違いないと信じ、釣りをしているように見えます。
『昔魚がいた川で魚を釣る』
斜陽になって行く企業や商店では、とっくに時代に合わなくなった方法でお金儲けをしようとしています。つまり、魚がいない川で必死に魚釣りをしているのです。
ミシンメーカーが営業マンに過酷なノルマを掛けて無理やりミシンを売っていたり、ソフトウェア開発請負会社が注文をもらえるまで見積価格を下げるのと同じ事です。
今、必要なのは魚が釣れる場所へ移動することなのです。
移動できない人は、ある意味まじめ過ぎるのです。もっとフラフラと原野をさ迷い、「うんこれだ!」というせせらぎを見つける余裕が必要です。見積額を下げるため残業して見積書を書き直しているようでは、百年掛かっても到達できないでしょうけど。
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